兵庫県立大学 神戸商科キャンパス 全学共通科目「統計学」講義ページ(2019年度)
開講情報
- 開講時間: 火曜2限(10:40 – 12:10)
- 場所: C105
- 担当: 社会情報科学部 准教授: 山本 岳洋 (t.yamamoto@sis.u-hyogo.ac.jp)
- 教員室: 研究棟II-213号室
- 来室の際は,メールで事前に連絡を取ってください
- 教員HP: https://rerank-lab.org
- 教員室: 研究棟II-213号室
お知らせ
- 2020/04/06 新年度開始にともない,本ページを整理し,レポート課題および解説をページから削除しました.
講義目的・到達目標(シラバスより)
データに基づいて現象を客観的に理解し,推測することは現代社会において必要不可欠ともいえる技術である.本講義では,そのための方法論である統計および確率の基礎について学ぶ. 本講義の到達目標は,統計および確率の基礎理論を修得し,「統計的なものの見方」の基礎を身につけることである.
講義スケジュールと資料
スケジュールは現時点での予定です.今後変更する可能性が大いにあります. 講義資料・課題のパスワードについては講義中に指示します. また,講義資料については,講義前日(月曜日)にはアップロードする予定です.
# | 日付 | 内容 | 資料 | 課題 | |
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1 | 4月9日 | 講義概要 | |||
2 | 4月16日 | 1変数データの記述と要約1 (量的データと質的データ,平均・中央値など) |
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3 | 4月23日 | 1変数データの記述と要約2 (箱ひげ図,分散・標準偏差など) |
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4 | 4月30日 | 2変数データの記述と要約1 (クロス集計表・散布図,相関係数) |
pdf 相関のサンプルExcelファイル |
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5 | 5月7日 | 2変数データの記述と要約2(回帰) +確率の基礎1(集合の復習・事象) |
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6 | 5月14日 | 確率の基礎2 (確率・条件付き確率,ベイズの定理など) |
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7 | 5月21日 | 確率変数・確率分布(確率変数・期待値・分散など) | |||
8 | 5月28日 | 確率変数・確率分布(二項分布など) | |||
9 | 6月4日 | 理解度確認テストとこれまでのまとめ | |||
10 | 6月11日 | 連続型の確率変数・正規分布 | |||
11 | 6月18日 | 母集団と標本 | |||
12 | 6月25日 | 標本平均と標本分散の性質 ・大数の法則,中心極限定理 | 補足資料 | ||
13 | 7月2日 | 母平均・母比率の推定 | |||
14 | 7月9日 | 仮説検定 | |||
15 | 7月16日 | まとめと発展的な話題 | pdf 講義中に配布した演習問題 |
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7月30日 2限 | 定期試験(場所: C201) |
教科書
- 岡本和夫 著「新版 確率統計」実教出版(2012)(生協等で購入する)
- 本講義でカバーするトピックがコンパクトかつ平易にまとめられています.
参考書
適宜追加します.
- 東京大学教養学部統計学教室 編「統計学入門 (基礎統計学Ⅰ)」東京大学出版会 (1991)
- 社会情報科学部の学生は 1回生後期「確率・統計」で教科書として使用する予定です.前期のこのタイミングで購入しておくのも良いでしょう.
- 日本統計学会 編「統計検定2級対応 統計学基礎」東京出版(2015)
- 株式会社 社会情報サービス, Bellcurve 統計Web
- https://bellcurve.jp/statistics/
- 統計学の諸概念が分かりやすくまとめられています.
- 高校数学.net
- https://高校数学.net/
- 記述統計および高校数学の復習として分かりやすいと思います.
成績評価(シラバスより)
- 講義中の理解度確認テストおよび定期試験 40%
- レポート 60%
を基準として受講態度(積極的な質問等)を含めて総合的に評価する.